最終更新: 2022年10月15日
これから住宅購入を計画する際の資金について、不安をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
後悔の無い資金計画を進める唯一の方法は、『ライフプランニング』を正確に実施することです。
その『ライフプランニング』を実施するために、FPに相談する方がほとんどではないでしょうか。
では、その相談相手としてFPをどうやって選ぶのか!?
ベストな相談相手を選ぶポイントについて解説いたします。
大きく分けて2つの要素があります。
1.FPの住宅ノウハウの有無
2.FPの収入源はどこか
まず、1つ目の「FPの住宅ノウハウの有無」。
これはどういうことかと言うと、住宅業界の経験が有るか無いかです。
ノウハウは業界経験の実務でしか蓄積されません。
いくら机上で勉強しても、実務経験が無いとノウハウがあるとは言えないのです。
つまり、住宅業界の実務経験(少なくとも5年以上)がある人でないとノウハウがあるとは言えないわけです。
住宅計画のことを相談するのに、住宅に関するノウハウの無い人に相談するべきでしょうか?
ということで、せっかく相談するなら、必ず住宅業界の経験有りのFPに相談してください。
続いて、2の「FPの収入源はどこか」についてです。
FPの収入源は概ね3種類です。
(1)保険などの商品を売ることで販売手数料を得る
(2)住宅会社に紹介することで紹介手数料を得る
(3)相談者から相談料やサポート費用を得る
皆さんは、(1)~(3)のどの収入源の人に相談しますでしょうか?
(1)と(2)は、相談者は無料で相談できます。
ただし、
(1)は、FPの目的が保険などの商品を売ることなので、相談者が住宅の相談をしているにもかかわらず、FPは保険などを一生懸命勧めるという事態が良く起こります。
普通に考えれば、それは当たり前の話です。
(2)は、FPは相談者に対して、紹介料が手に入る住宅会社を一生懸命勧めるでしょう。
この場合、FPのクライアントは相談者ではなく、住宅会社だからです。
これも、普通に考えれば、それは当たり前の話です。
そのため、(1)と(2)に相談した場合、FPの利益と相談者の利益がイコールでないことにより、相談者にとってベストなアドバイスが得られない可能性が高くなります。
(3)は、相談者に費用負担が発生します。
「え~、相談するのにお金がかかるの~!?」と思う人もいらっしゃるでしょう。
ただし、
その代わり、自己商品を必死に売ろうとすることもなく、また、特定の住宅会社に決めさせようと誘導することもなく、必ず100%相談者の味方としてアドバイスやサポートをしてくれます。
唯一、それだけが仕事なので。(FPの利益と相談者の利益がイコール)
さあ、(1)・(2)・(3)、どのFPに相談するべきでしょう。
結論を申し上げると、
後悔の無い選択をするための相談相手、また、最終的な費用対効果を最大限高められる相談相手は、
Ⅰ.住宅業界の実務経験有り(長い実務経験が有った方がベター)
Ⅱ.何も売らない、どこも誘導しない、相談者から費用を受取ってアドバイス・サポートをする
この2つが揃ったFPです。
一生に一度の家づくり、後悔の無い選択をしていただくために、正しく相談相手を選択してください。