そもそも不動産投資とは!?
不動産投資についての記事をいくつか上げてきましたが、
そもそも不動産投資とはどんなものか、
皆さんは正確に把握されていらっしゃいますか!?
不動産投資に興味を持たれる方の多くは、
金融資産運用を始められて、
「次の運用方法はやっぱり不動産か!?」と
お考えになられることが多いのではないでしょうか。
そういった方が陥りがちな失敗事例は、
メリットの数字だけを見てしまっていることです。
まさに金融資産運用と同じく、
利回りや、給与収入との損益通算による節税効果など、
目の前に現れる数字だけを見て判断している。
そして、事業者からの「一括借上げ」「安心管理システム」で、
運営は全てお任せの選択。
このケースは必ず失敗すると言っても過言ではありません。
不動産投資は、金融資産投資と違い、現物投資です。
現物投資=「賃貸事業」のことです。
つまり、賃貸事業を行った結果の収入が数字として、
利回りや節税効果として出てくるだけです。
何が言いたいかと言うと、
飲食業などの事業と同様に、
「賃貸事業」という事業ノウハウの有無で成否が決まります。
まとめますと、不動産投資は賃貸事業。
賃貸事業で成功するかどうかは、経営能力があるかどうかです。
皆さんは、飲食業を始めるとしたら、経営の全てを他人に任せますか?
例えば、ラーメン屋を開業するとしたら、
当の本人は売上だけを見て、
メニュー開発からラーメン作り、価格設定や接客など店のことは全て他人に
任せるかどうかということです。
そんなことはしませんよね。
仮にしたとすると、必ず失敗しますね。
賃貸事業も同じことです。
不動産投資をするということは賃貸事業をするということ。
賃貸事業をするためには、しっかりとしたノウハウが必要です。
どのような関係者が関わるのか、
どのような関わり方をするのか、
各関係者の仕事内容と収益は何か、
そもそも自分は何をすべきか、等々、
学ぶべきことはものすごく多く、
それが全て理解できて、その上で自分で正確に判断できる。
それが、不動産投資で成功するための秘訣です。
できないうちは、まだ不動産投資はやらない方が身のためです。
皆さんは、各事業者を儲けさせる慈善事業になりかねません。
Comentarios