住宅ローンの金利 変動と固定 どっちが得なの!?

住宅を検討されている方からよく質問をされます。


「住宅ローンを借りる場合、変動金利と全期間固定金利のどちらが得なんでしょう!?」


住宅ローンは長期で返済するため、やはり金利のことは気になりますよね。


住宅金融支援機構の調査によると、住宅ローン利用者の68%が変動金利とのことです。


固定期間選択型が21%、

全期間固定金利を選択している人は、たったの11%程度です。(2021年4月調査)


これだけ多くの人が使っているのだから、きっと変動金利の方が得なんしゃないか!?


そう思われる方も多いはず。


ということで、どちらが得かについて解説をいたします。

結論からお話しますと、

どちらが得かは人によって(条件によって)違う!です。


1.住宅の総予算

2.資金内訳

3.世帯収入や返済比率

4.年齢や家族構成

5.リスクについての考え方  など


いろいろな要素を考慮し、老後までのライフプランをシミュレーションして、

「我が家の方針」としてベストな選択をする必要があります。


そのためには、

ステップ1 : 住宅ローンの正しい知識を身に着ける

ステップ2 : ライフプランニングでシミュレーションを幾通りも実施する

という流れで「我が家の方針」を立てなければなりません。


しかしながら、住宅ローン利用者調査の結果を見ると、

注文建替えの人よりも、建売住宅や注文新築+土地同時購入のような、

総予算が高額となりやすい人の方が変動金利を選択している割合が高いのです。


また、総予算に対する住宅ローン比率が90%以上の人ほど、

変動金利を選択している割合が高くなっています。


そして、利用した住宅ローンを選んだ理由で「金利が安いから」と答えた人は、

変動金利利用者が最も多くなっています。


これらの結果を見ると、はたして皆さんはしっかりと上記の手順を踏んでいるのか!?

と疑問に感じてしまいます。


実際に、実家相続についてのご相談など別件相談でお話を伺っていると、

ご自分がどのような住宅ローンを利用しているのかきちんと理解している人は

ほどんといません。


もしかすると、「変動金利は金利が変動する」(当たり前ですが)程度の知識で、

「金利が安いから」というだけで変動金利を使っている人が多いのではないか!?

と感じてしまうくらいです。


これから住宅ローン利用を計画される方は、

少なくとも正しい知識を持っていただき、将来のリスクを検討した上で、

後悔のない選択をいただきたいと願います。

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