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高齢期の独り暮らし、住まい選びで注意すべきことって!?



独り暮らしの方にとって、高齢期の住まい選び、


・このまま持ち家の自宅で暮らし続ける。


・有料老人ホームなどの施設に入所する。


・サービス付き高齢者向け住宅などの賃貸住宅に住み替える。


など、いろいろな選択肢があります。


どの選択をするのかについて、意外と深く考えずに選んでしまっている方が多いように感じます。


「近くにある有料老人ホームに入ろうと思う。」


「友達に誘われて見に行ったところに入ろうかと…。」


「私はこのままここから動くつもりはない。」


このように答える方が結構いらっしゃいます。


しかし、その結果どうなるかというと、


料金が合わず別の施設へ結局変わることになったり、

気に入らなくて出てきてしまうことになったり、

自宅で転んで大けがをして入院することになってしまったり、

など、後悔する方も散見されます。


では、どうすれば良いのか!?

まずは、今後のライフプランニングをしっかり行うことです。


つまり、お金のことや持ち家自宅のことを含めて、これからの理想の暮らし方の方針をしっかり立てることがなにより大切です。


それには家族の協力(子世代全員)が必須です。


方針が決まったら、これからの身体の状態(健康体、フレイル状態、要介護状態など)を予測しながら住まいの候補を選定するという流れです。


そのまま持ち家自宅に独り暮らしを続けるなら、家族のサポート(見守りなど)を盛り込む必要がありますし、持ち家自宅の将来(相続や維持管理)をどうするかについてしっかり決めておく必要があります。


逆に、持ち家自宅を離れる決心をした場合、その持ち家自宅はどうするのか(手放すのか残すのか)を明確に選択する必要があります。


そして、次の住まいを選定する際は、素人だけで決めず、専門家のサポートを受けるべきでしょう。


特に有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は、条件や付帯サービスが様々なので、自分に合っているかどうかを見極めるには素人だけでは難しいことが多いためです。


以前、どこかの雑誌の特集で「老人ホームに入ってはいけない」と書かれたことがありました。


失敗事例をあげ、「だから止めた方がいい」と。


ただそれは、安易に選択すると失敗するということであって、選択肢全てのメリットだけでなくデメリットやリスクを含めしっかり検討し選択すべきということが言いたい記事でした。


なんでもそうですが、選択してから後悔してしまわないように、充分に検討してから選ぶことが大切なのです。

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