「相続対策」っていったい何!?1月27日読了時間: 3分一言で「相続対策」と言っていますが、それはいったい何のことなのか!?世の中、ずいぶんと勘違いが多いなぁと実感しています。「そんなの決まってるじゃないか!相続税の節税対策のことだろう!?」と思われた方。代表的な勘違いをされておられます。確かに、インターネットで「相続対策」と検索すると、相続税の節税対策に関する情報ばかり表示されます。「相続税で損しないために!」とか「賢い相続税の節約術!」とか、たくさん出てきますね。そういった情報を見て勘違いをしてしまうのかもしれません。また、税理士は相続の専門家だと思っている人も多いため、その両方によって勘違いしたまま偏った対策をして間違ってしまう人達がいらっしゃるように思います。はっきり申し上げます。相続税の節税対策は売り手の常套トークです。乗せられないようにしましょう!税理士は相続の素人がほとんどです。また、担当分野は「税金」ですので、相続税や贈与税のことに限定されるため、偏るだけです。次に、「争族対策には遺言書」という言葉もよく聞きます。つまりは、相続で家族が揉めないようにするためには遺言書を作成しておくべきだということです。「え?そうなんじゃないの!?」と思われた方。これも代表的な勘違いをされておられます。それは何故か!?遺言書きっかけの相続トラブルがとても多いのが実態だからです。(理由は別途解説)といったように、俗に言う「相続対策」の認識と実態がまるで違っているのが現実なのです。では、いったい何をもって「相続対策」なのか!?家族によって答えが違うというのが正しい認識です。先々の将来に家族が困ったことにならないように、未来に負担を抱えてしまわないために、この先を見通して事前に準備しておくことが「相続対策」です。漠然としていますので、具体的に事例を挙げると、相続税は、納税で困らないように(納税対策) ※節税ではないので注意。子世代が揉めないように(分割対策) ※遺言書作成が答えではありませんので注意。次の世代が負担を抱えてしまわないように(負担の原因のほとんどは不動産です)この3つを中心に考える必要がありますね。そのために必要なことは「正確な現状把握」です。課題の洗い出しとも言います。家族にとってどのような課題があるのかを徹底的に洗い出すことが最重要なのです。そして、もう一つ大切なことがあります。相続対策は設計です。設計に必要なことは、総合的に物事を視る広い視野です。関係する全ての要素を踏まえて最善の策を練る必要があります。最後に忘れてはいけないのが「家族全員の納得」です。家族全員で同じ情報を正確に共有し、「本音」で納得できるように調整すること。以上が揃えばバッチリです!皆さんには、本当の相続対策をしっかり行ってほしいものです。
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