50代のライフプランで注意すべきことって!?
FP協会主催の相談会で相談員をしていて感じること。 それは、以前に増して50代の方からの相談が増えたこと。 以前は30代~40代の相談者が多かったですが、今は50代がとても多い状態です。 なんとなくですが、「老後2000万円問題」以降に増加したように感じます。 そこで今回は、50代のライフプランニングで気を付けるべき点について解説いたします。 相談者の相談内容は、やはり定年退職が間近になることもあって、ほぼリタイア後の収支について、 つまり、老後資金の相談です。 ただ、傾聴し、内容をよく把握してみると、大抵の方は大切なことがすっかり抜けてしまっています。 そこで私が問いかけます。 「この先のご実家の相続が課題じゃないですか?」 50代にとっての親の年齢は、70代後半~80代です。 割と親の相続が間近な世代であるにもかかわらず、そこには全く意識が行っていないのです。 (親はいつまでも元気でいてくれると思っているのかもしれません。もちろん元気が一番ですが…。) 何故相続が課題かと言うと、相談者によってそれぞれですが、 例えば、親の相続が発生すると財産

不動産についてのベストな相談先って!?
不動産についての相談といってもいろいろあります。 ・売却したい ・賃貸したい ・購入したい 上記の相談は不動産業者へ相談しますね。 では、以下のような相談は誰に相談するのが良いでしょうか!? ・うちの土地を有効活用したいけど、どのような活用法が最適なのだろうか!? ・アパートを建てた方がいい!と業者から勧められているけど、本当にそうだろうか!? ・実家の今後について、売るべきか、貸すべきか、そのままにしておくべきか、最適な選択は!? ・田舎の実家をなんとかしたいけど、売れない気がする。少なくとも高くは売れない。 ・古くなってきた自宅、リフォームすべきか、建替えるか、あるいは買い替えるか!? などなど。 このような相談のベストな相談先選びについて解説します。 上記のような相談内容の方が実際に相談している先は、ほぼ不動産業者か住宅メーカーだと思います。 何故か!? その選択肢しか見当たらないからです。 その結果どうなっているかというと、 ・うちの土地を有効活用したいけど、どのような活用法が最適なのだろうか!? をそれぞれに相談すると、 ⇒不動産業者に

私の相談者対応へのこだわりは!?
私が脱サラして「住宅・不動産、相続分野専門ファイナンシャルプランナー」として活動開始し、はや6年経ちました。 今回は、初心貫徹といいますか、今も変わらずにこだわり続けていることについてお話いたします。 その前に、そもそも何故脱サラしたのか!?から触れておきます。 私は住宅業界に25年間どっぷり浸かった「住宅キチガイ」でした。 最初は大手住宅メーカーで戸建て営業(いわゆる住宅営業、つまり家を売る仕事)を14年間しておりました。 次は、転職して別の大手住宅メーカーで賃貸住宅土地活用の事業に11年間携わりました。 当時は、他社の調査を含め、賃貸事業の様々なことを分析し、また、商品開発からマニュアル作成、販売会社の営業教育や同行営業まで、あらゆる業務を行いました。 そうすることで、賃貸事業というものの本質が見えたのです。 賃貸事業は究極の「自社利益優先」事業であるということ。(利己主義) 賃貸住宅を売る会社、管理する会社、リフォーム会社、募集会社など様々な会社が関わりますが、いずれも土地所有者(オーナー)の利益を考えることは無く、むしろ、所有者を利用して

相続手続き代行サポートを解説!!
本来、相続に関わり私が目指すものは「円満相続」です。 そのため、私のメインの業務は「親世代が元気なうちの事前対策」です。 何故かと言うと、相談会で相談に来られる子世代は、既に顕在化しており、 兄妹姉妹間トラブルなどの問題が既に発生し、 手遅れで私としても何も手助けできないことばかりだからです。 そんな中、以前に対策をお手伝いしたご家族やご相談者の中で、 相続手続きの代行サポートをご依頼いただく方も多いのです。 そこで、相続手続き代行業務についてお伝えいたします。 ご依頼いただく項目は以下の2つです。 1.各種手続きの代行 ・遺産分割協議の内容決定方法の策定サポートや家族内調整 ・行政への手続き(代理可能なもの)や書類の取得 ・各専門家の手配(司法書士や行政書士、場合により税理士) ・金融機関の手続き ・その他手続きが必要なものの手続き ⇒このサポートは、 ①ご高齢の方の兄弟姉妹間相続 ②相続人さん達が遠方 ③相続人さんが事故や病気などにより移動が難しい といった場合にご依頼をいただいています。 私がこのサポートを行うポイントは、 遺産分割協議の内
