アパート経営で失敗する人の3つの共通点!
過去、住宅メーカーで11年間賃貸事業をやってきたノウハウで、
アパートオーナー含め不動産所有者の方のサポートをしていて思うこと。
本当にアパート経営で失敗している人が多い!
これに尽きます。
そこで、
多くのアパートオーナーを見てきた結果として、
アパート経営で失敗するの3つの共通点についてお伝えします。
1.節税対策を目的にアパートを建築している。
最も多いのは、相続税対策ですね。
住宅メーカーは、ほぼこれで建築を勧めてくると言っても過言ではないくらいです。
もう一つは、固定資産税・都市計画税の上昇対策です。
区画整理地では、ほぼこれだと思います。
(プラス相続税対策でダブル対策)
そのため、必ずと言っていいほど、
区画整理地にはタケノコのようにアパートが建ち並びますね。
※↑住宅メーカーからすると、生け簀の魚と思っていますよ。(取り放題という意味)
でも、節税対策で建築する方は、
そもそも節税のことしか考えていませんので、
ほぼ全てのオーナーは、「賃貸事業」そのものには興味がありません。
2.「賃貸事業」のことを勉強しない。
節税対策目的の方は皆さんこれに該当すると思いますが、
事業をするのに勉強をしようとしないのです。
(元々興味ないからですね。)
その結果、何もわからないまま、
事業者の言いなりで建ててしまいます。
3.管理運営を管理会社に任せきりにしてしまう。
節税対策目的でアパートを建築する方のほぼ全てが、
一括借り上げシステムを利用しているのではないでしょうか。
むしろ、事業者から「一括借り上げだから安心ですよ。」
と言われ鵜呑みにしてしまっているのです。
つまり、節税重視でアパートを建てる方は、
「賃貸事業」の勉強をせず、
事業者のいうことを鵜呑みにし、
経営を事業者に任せきりにする。
これで成功するはずがありませんね。
儲かるのは事業者だけです。
アパートを建てるということは、
「賃貸事業」というれっきとした事業を開始するということです。
お店を開店するのと全く同じです。
もし本気で建てるなら、
しっかりと勉強して、
事業者に任せきりにせず、
自分ですべて判断してコントロールできなければ
成功することはありません。
なによりも、
本当に建てる必要があるのかどうかを
最初にしっかり見極めしなければなりません。
建ててから後悔しないように気を付けていただきたいものです。